Round me falls the night

(私の周りには夜が訪れています)


  • 作曲:Adam Drese アダム・ドレース(1620 ~1701)

    この曲は古今聖歌集191番として親しまれてきたが、
    現聖歌集には採用されていない。
    ドレースはドイツの作曲家。
    ヴァイマールの大公ウイルヘルム4世の宮廷楽師であった。
    1683年までアルンシュタットの楽長の任にあり、聖歌等を作った。



  • 歌詞:

    Round me falls the night; Saviour be my light;
    Thro' the hours in darkness shrouded Let me see thy face unclouded;
    Let thy Glory shine In this heart of mine. Earthly work is done,
    Earthly sounds are none; Rest in sleep and silence seeking,
    Let me hear thee softly spearking; In my spirit's ear Whisper,
    'I am near.' Blessed, heavenly Light,
    Shining thro' earth's night: Voice that oft of love hast told me;
    Arms so strong to clasp and hold me:
    Thou thy watch wilt keep, Saviour, o'er my sleep.



  • 邦訳:

    私の周りには夜が訪れています。
    世の救い主よ、私の光になってください。
    闇に覆われた中で何時間もの間、
    曇りのないみ顔を私に見せてください。
    私の心の中で、あなたの栄光を輝かせてください。
    この世のわざ(業)はなされ、この世のざわめきは何もありません。
    私は眠りの中の休息、そして静寂を探し求めています。
    私にあなたのやさしい言葉を聞かせてください。
    私の心の耳元で、”私は常にあなたのそばにいる”と囁やいておられます。
    聖なる天の光は世の闇の中でも輝いています。
    愛についてお話していただいたみ声 私を抱きしめ、お掴みいただいたみ腕。
    世の救い主よ、あなたは、私の眠りの中にあって、見守ってくださいます。   
      (聖歌隊 川津訳)