Panis angelicus

(天使の糧(パン))


  • 作曲:Cesar Franck・セザール・フランク(1822~1890)

    ベルギー生まれのフランスの作曲家、オルガニスト。
    「天使の糧(パン)」は彼の声楽中、最も親しまれている作品です。
    ミサの中の聖体拝領(陪餐)のところで歌われることを意図したこの作品は、
    宗教的な静けさと美しさを持っています。
    原曲はテナーの独唱として作曲されていますが、
    いろいろなかたちで編曲されています。
    聖路加ではジョン・ラッターの編曲による混声四部で歌います。



  • 歌詞:

    Panis angelicus fit panis hominum;
    Dat panis caelicus figuris terminum:
    O res mirabilis! manducat Dominum pauper,
    servus, et humilis.


  • 邦訳:

    天使のパンは人のパンとなった、
    天のパンであって、旧約の前表を全うした。
    ああ、感嘆すべきことよ、貧しいもの、しもべ、
    および卑しい者が主を食しまつるとは。
    (カトリック聖歌集より)