Super flumina Babylonis

(バビロンの流れのほとりに)


  • 作曲:G.P.Palestrina パレストリーナ(1525~1594)

    16世紀後半ローマで活躍した教会音楽家で、
    ルネサンス後期最大の作曲家とも言われています。
    彼の作品は非常に多数にのぼり、105曲のミサ曲、400曲以上のモテット、
    100曲のラテン語の宗教的作品、60曲のイタリア語の宗教的作品、
    90曲のイタリア語の世俗的作品、オルガン曲などを残しました。
    この曲はモテット集第2巻(1581年)に収録されている
    代表的なパレストリーナ様式の4声のモテットです。


  • 歌詞:

    Super flumina Babylonis,
    illic sedimus, et flevimus;
    dum recordaremur tui,
    Sion.in salicibus in medio ejus suspendimus organa nostra.

    (英訳)By the waters of Babylon, we sat down and wept, when we remember'd thee O Sion.



  • 邦訳:

    バビロンの流れのほとりに座り 
    シオンを思って、わたしたちは泣いた。
    竪琴は、ほとりの柳の木々に掛けた。 
    (詩篇 第137篇 1-2節)