Tantum ergo

(このように大いなる奇跡を前にして)


  • 作曲:Maurice Durufle  モリス・デュリュフレ(1902~1986)

    フランスの作曲家・オルガン奏者。
    1943年から69年までパリ国立音楽院のオルガンと和声法の教授だった。
    作品は旋法的和声に基づき、流麗で、フォーレの様式を伝えている。
    代表作にレクイエム(1947年)がある。(新音楽辞典より)


  • 歌詞:

    Tantum ergo Sacramentum veneremur cernui:
    Et antiquum documentum novo cedat ritui:
    Praestet fides supplementum sensuum defectui. Genitori,
    Genitoque Laus et jubilatio, Salus, honor, virtus quoque sit et benedictio:
    Procedenti abutroque compar sit laudatio. Amen



  • 邦訳:

    かくも偉大な秘跡を伏して拝もう。
    古えの式は過ぎ去って新しい祭式はできた。
    願わくは信仰が五官の不足を補うように。
    父と子とに賛美と喜びとあれ、また栄えと誉れと力と祝福も。
    二位から出給う聖霊も、またともに讃えられ給え。アーメン(カトリック聖歌集より