Blessed are the pure in heart

(心の清い人は幸いである)




  • 作曲:Henry Walford Davies ・ヘンリー・ウォルフォード・デーヴィス(1869 ~1941)

    英国の作曲家、オルガニスト。ロンドン王立音楽大学(RCM)で
    スタンフォードに作曲を学び、1895-1903年、同音楽大学で対位法を教えるかたわら
    1898-1918年、ロンドンのテンプル教会のオルガニスト兼合唱指揮者を務め、
    この間にオルガンの名手としての地位を確立しました。
    1919-26年にはウェールズ大学の音楽教授、
    27年にはウィンザーのセント・ジョージ礼拝堂オルガニストを務めました。
    多くの声楽作品、管弦楽作品を残しましたが、1914年のカンタータ(ダンテ幻想曲)、
    1916年のカンタータ(天国の門)、1911年の交響曲ト長調などが知られています。


  • 歌詞:

    Blessed are the pure in heart,
    For they shall see our God;
    The secret of the Lord is theirs,
    Their soul is Christ's abode.
    Still to the lowly soul He doth himself impart,
    and for his cradle and his throne Chooseth the pure in heart.


  • 邦訳:

    心の清い人々は、幸いである、
    その人たちは神を見る。主の神秘は彼らの心に宿り、
    キリストのみ住まいは彼らの心にある。
    へりくだる心に、主は自らを告げ知らせ、
    み住まいとして王座として、心の清い人を選ばれる。


             (山上の説教(マタイによる福音書5-8)にもとづくJohn Kebleの詩)